札Naviは、地域の周遊を促すサービスとして札幌市スマートシティ推進協議会が運営する「新・さっぽろモデル」事業(以下、本事業)に、サービス提供を開始しましたのでお知らせいたします。
本事業はシニアのアクティブ化を目的に、2024年2月28日から札幌市青葉町・もみじ台エリアでスタートしました。シニアへ貸与する専用タブレットから、SSO※1による他サービスへの連携や、新・さっぽろモデル版CRM※2へのデータ還元による市民活動(健康増進、コミュニティ参加、地域周遊、SDGs貢献など)の活性化を促します。
※1:SSO(Single Sign On):ID・パスワードによるユーザー認証を一度行うだけで、複数のwebサービスやアプリケーションなどにログインすることができる仕組み
※2:新・さっぽろモデル版CRM(Citizen Relationship Management)は、活動データ分析に応じた情報・サービス提供や活動ポイント付与等により活動を促すデータ連携基盤上に構築する仕組み
札Naviでは、本事業の利用者がシニアであることから機能やデザインの見直しを行いました。機能面では、経済・地域コミュニティの活性化や地域の魅力発見を狙い、近隣の娯楽施設(イベント、映画館、銭湯など)や飲食店、生活に欠かせない医療機関や美容院、コインランドリーなどを検索できるようにしました。これまでどおり、トイレや公衆Wi-Fi、休憩所などのお役立ち情報も確認することができます。デザイン面では、シニアへの操作性、および視認性を考慮し、フォントやボタンの大きさ、色彩などを配慮したデザインにしました。
<主な新しい機能>
■CO2排出量を見える化
ルート検索をすると、CO2排出量が少ない順に検索結果を表示することができます。また、乗用車と比較した時のCO2削減量も表示します。
■キーワード検索
「おいしい」や「楽しい」などのワードを入力すると、札Naviが所持しているデータの中から、それらワードに関連する施設を検索することができます。本機能は各拠点に配置された共有タブレットでのみ利用することができます。
<専用タブレットの画面イメージ>
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